ショートヘアを維持したい男性にとって、1か月~2か月に1回の美容室代はバカにならないものですよね。
特にツーブロックなどの刈り上げヘアスタイルに取り入れている男性の場合、そのツーブロックを維持するためには1か月に1回などさらにこまめに美容室に通わなければなりません。
しかしそうなると、
と悩んでしまう男性も多いはず。
そして、そんなオシャレに悩むメンズにこそおすすめしたいのが、セルフカット!
でも「セルフカットって難しそうだし失敗して変な髪型になりそう・・・」なんてイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
なので今回は、そんなセルフカットで失敗しないためのたったひとつのコツと、失敗しにくくなる具体的なやり方を3つご紹介していこうと思います。
・セルフカットをする際のメリットとデメリットがわかる
・セルフカットで作りやすいおすすめの髪型がわかる
毎月かかるムダに高い美容室代を減らし、コスパよくかっこいいヘアスタイルを作るためにも、ぜひ今回の記事でセルフカットのコツについて学んでいってくださいね。
関連記事:セルフカットで作りやすいメンズ髪型まとめ!コツは外国人風とツーブロック!
目次
そもそもセルフカットのメリットとデメリットは?
セルフカットのデメリットについて
多くの男性がセルフカットについて難しそう、というイメージを持っているかと思いますが、実際セルフカットは難しいです。
慣れないうちはいくら完成形をイメージしていても、いざ鏡に向かうと狙ったところをカットするのにも一苦労・・・なんてこともざらにあり、手先が器用な人でも最初は苦労してしまうもの。
そして、そんなセルフカットのデメリットをまとめると
・道具と場所を自分で用意する必要がある
・慣れないうちは難しく、失敗してしまうこともある
などのデメリットがあり、これらの理由から初心者の方にはなかなか取っ付きにくい印象を持たれてしまいます。
セルフカットのメリットについて
しかし、そんなセルフカットにももちろんメリットはあります。
・いつでも自分好みに髪型を手直しできる
・美容師に頼らず自分の感性でカットできるので、理想のヘアスタイルを作れる
・もちろん費用はタダ!
などその難しさやデメリットを補って余りあるほどの、セルフカットだけの良さもたくさんあります。
失敗しないように上手くカット出来るようになれば多くの恩恵を得られるため、最近ではセルフカットに挑戦している男性も増えてきているんですよ。
セルフカットのコツは、「成功」よりも「失敗しないこと」を意識して
上記の通り、初心者の方には難しく失敗しやすいことが大きなデメリットであるセルフカット。
しかし、逆にメリットを活かせばその失敗を防ぐことも出来ます。
そのコツとは、セルフカットを成功させたいがために髪を勢いよく一気にカットしてしまうのではなく、いつでも手直し出来ることを頭に置いておき、失敗しないように少しずつ慎重にカットしていくこと。
前髪やトップをちょっとだけカットしてすきバサミで毛量を減らして、そして一度セルフカットを終了し自分の理想のスタイリングを作ってみる。
そうすると、
「まだ切り足りない部分があるな」
「もっと毛束感を出したいな」
など作りたいヘアスタイルを実現するためにさらに切らなければならない部分がわかりやすくなりますし、細かく何度も調整することで大きな失敗を防ぐことも出来ます。
セルフカットは「自宅で」「何回でも」「タダで」手直し出来るのですから、焦らず自分が満足する髪型を作れるまで何度も調整してあげましょう。
具体的なカットの仕方について
次は、セルフカットを行う際に失敗しにくいカット方法について、具体的に解説していきます。
ハサミは必ず縦に入れ、すきバサミは回数を分ける
セルフカットを行う際に一番気を付けなければならないのは、髪を切り過ぎてしまうこと。
特に初心者のうちはカットした後のヘアスタイルやシルエットをカット中にイメージしづらいため、髪は必ず少しずつ切っていくようにしましょう。
そのために、カットの際は手に取った髪に対して垂直に一気に切ってしまうようなことをせず、必ず髪と平行にハサミを入れ縦に切っていきましょう。
そうすることで髪を少しずつカットしやすくなり、また毛束感も出しやすく動きやすい髪型を作ることが出来ます。
すきバサミについても同様に、一気にハサミを入れてしまうと髪が少なくなりすぎてしまいガタガタでスカスカなシルエットになってしまいますので、根元から毛先にかけて回数を分けるように少しずつ毛量を減らしていくと良いでしょう。
根元 → 中間 → 毛先
と三回ほどに分けて少しずつ毛量を減らすようにすると、均等に髪を梳くことが出来るためシルエットが整いやすくなります。
髪は「少し濡れた状態」が一番いい!
美容室で髪を切ってもらう際は、必ず髪を洗ってタオルドライした後か、霧吹きなどで髪を軽く濡らした状態でカット作業が始まりますよね?
実はこの「髪を濡らす作業」にもちゃんと理由があるんです。
その理由とは、
・髪が完全に乾いた状態だと切りにくく、毛先がまとまらないため余計な部分を切ってしまう
・逆に濡れすぎている状態だと髪が伸びきってしまい、切り終わった時に思ったより短くなってしまう
など、髪が乾いていても濡れすぎていてもカットが難しくなってしまうため。
そのため自宅でセルフカットを行う際は、霧吹きに水を入れ髪を少し湿らせた状態にするか、髪を洗ったあとに軽くタオルドライをし余計な水気を拭き取ると切りやすくなります。
なので手間はかかりますが、
→ カットする → カットし終えた髪をシャワーなどで流す → また余分な水気を取りカットする
という手順で、ゆっくり確実にセルフカットを行うと良いでしょう。
完成形を事前にしっかりイメージしておく
また、実際にセルフカット作業に移る前は、自分の作りたい髪型のイメージをしっかり持っておきましょう。
したい髪型や参考にした髪型の画像・動画などを何度も確認し、できれば色んな角度からそのヘアスタイルを観察し、実際に切り始める前にどこをどう切るかを考えておくとスムーズにカット出来ます。
もちろん慣れないうちは画像や動画を見ただけではどうカットするかのイメージも難しいとは思いますが、
イメージする → カットする → 仕上がりを確認する
の作業を何度も繰り返すことによってセルフカットの技術も向上していくため、事前にイメージしておくというのはとても大事な作業になります。
理想のヘアスタイルを自分で作るためには、妥協をせず何度もチャレンジしていくことが重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、「メンズのセルフカットの切り方!コツは成功よりも失敗しないこと!」というテーマでお送りしました。
セルフカットは難しいイメージが強く失敗するのも怖いものですが、正しいやり方や技術を身につけることで誰でも簡単・手軽にタダで理想の髪型を作ることができます。
美容室でカットしてもらった髪型を維持したい場合にも役に立つテクニックですので、ぜひあなたもセルフカットをマスターして切りたての髪型を長く楽しんでくださいね。
また、ハサミや三面鏡などセルフカットに必要な道具についてこちらの記事でまとめていますので、ぜひこちらも参考にどうぞ!
→関連記事:メンズのセルフカットに必要な道具は?三面鏡ってどこで買えるの?