なぜ外国人はサングラスをかける人が多いの？青い瞳に隠された秘密

日本では日光がまぶしい時やおしゃれを演出する時にかけるイメージが強いサングラスですが、意外と愛用者はそこまで多くありません。

サングラスが必要なほど眩しく感じるタイミングもそう多くなく、またおしゃれでかけるにしても日本ではちょっとヤンキーっぽいイメージがあることからサングラスをかけないという人も多いのだそう。

でも、なぜか外国人ってサングラスをかけている人が多いイメージがありませんか？

むしろ、実際に街を歩いているときや食事をしている時でさえサングラスを外さない、なんて海外の方を見たことある人も多いはず。

実は、それには日本人にはあまり感じられない悩みがあるのです。

今回は、そんなサングラスや、それに関係する日本人と外国人の違いについて解説していきたいと思います。

秘密は瞳の色？青い瞳の秘密とは

みなさんは「虹彩」という言葉をご存知でしょうか？

虹彩とは、いわゆる瞳の色のことで、白人など欧米の方はこの瞳の色・虹彩が薄いため、目に入ってくる光の量が多いのだそう。

白人などの瞳の色が青く見えるのはこの虹彩が薄いからで、そのせいで少量の光でもまぶしく感じるために屋外はおろか室内でもサングラスをかける必要があるのです。

日本人からすると綺麗な瞳の色は羨ましい気持ちになってしまいがちですが、外国人は実はそのせいで苦労することもあるのですね。

ちなみに日本人には黒がかった茶色の瞳を持つ人が一般的ですが、こちらは青い瞳に比べて色が濃く、入ってくる光の量も少ないと言われています。

つまり、瞳が青など薄い色の外国人の方と比べて、日本人は光の眩しさを感じにくいということになるため、サングラスが必要になるほど眩しいと感じるタイミングがないのだとか。

なので、日本人でも黒がかった茶色よりもっと明るいブラウンの瞳の人は、普通の日本人より眩しさを感じやすいと言えます。

サングラスをかけている海外の方ってとてもオシャレでかっこいいですよね。

サングラスにはそんなオシャレなアイテムとしての要素もありながら、先述のように目に入ってくる光の量を調節し、眩しさを軽減してくれる効果があります。

でも、実はサングラスはもっと他のものからも瞳を守ってくれてるって知ってましたか？

他のもの、それはズバリ紫外線です。

紫外線とは、太陽から放出される太陽光線の成分の一つで、普通の肉眼では見ることが出来ないもの。

人間の肌に日焼けやシミなどの悪影響を与える紫外線ですが、実は肌だけでなく目にとってもあまり良い成分ではないんです。

実は瞳は人間の体の中でもとてもデリケートな部分だと言われています。

日の光が目に入るだけでも眩しく感じ、時には痛みすら感じるほど刺激に弱い部分なのですが、光だけでなく光に含まれる紫外線からもダメージを受けてしまいます。

瞳が紫外線によってダメージを受けてしまうと、目が痛くなったり、角膜がダメージを受け炎症を起こしてしまい充血の原因となってしまう場合もあるのです。

日本はどちらかと言うと紫外線量が少ない国に分類され、欧米など海外は紫外線量が日本に比べ多い国も少なくありません。

そのため、外国人はサングラスをかけて瞳を保護している方が多く、また強い紫外線に慣れていない日本人が海外へ出かけたりすると、目がダメージを負ってしまい痛みを感じたり違和感を覚えたりしてしまうのです。

なので、日本国内でももちろん、海外に出かける時などは必ずサングラスを持っていき、少しでも日差しが強いと感じたらすぐにサングラスをかけてデリケートな瞳を守ってあげるように心がけると、ダメージを軽減出来るかもしれません。

いかがでしたでしょうか？
今回は、「なぜ外国人はサングラスをかける人が多いの？青い瞳に隠された秘密」というテーマでお送りしました。

サングラスはオシャレなファッションアイテムとしてだけでなく、様々な要因から目を守ってくれる効果があります。

みなさんも、外国へ旅行に行く際などは少しでも瞳を守れるようにサングラスを忘れずに持っていきましょう。