ポンパドールは日本人には似合わない？外国人風セットのコツなど

ポンパドールと言えば、海外メンズの髪型を調べると必ず一度は出てくるほど人気のヘアスタイル。

しかし、かっこいい外国人に憧れて美容師さんにカットしてもらい、いざセットすると「あれ？思ってたのと違うな・・・」と思ったことのある男性の方も多いのでは？

確かにポンパドールはセットも簡単でどんな男性にも似合う髪型ではありますが、欧米など海外と比べ日本ではまだそこまでポピュラーとは言えませんよね。

そのため、お店によってはまだそのカットに慣れてない、どうカットしたらいいのかわからないという美容師さんも少なからず居ます。

そこで、今回はそんなポンパドールヘアが似合うような美容師さんへのカットの頼み方、またその後のセットの仕方などをご紹介していきます！

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そもそもポンパドールが似合わない理由とは？

ポンパドールは外国人メンズの間で最も流行しているヘアスタイルと言えますが、自分でスタイリングしてみると意外と似合わないかも・・・と思ってしまうことがあります。

結論から言うと、大きな理由は2つあり、

・前髪、サイド部分の生え際の形
・頭の形、特に後頭部の形

他にも髪色や顔の堀りの深さなど細かい理由はあるのですが、今回は大きな理由として上記の2つを詳しく解説していきます。

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前髪、サイド部分の生え際の形

まずはこちらの画像をご覧ください

そしてこちら

注目していただきたいのは、フロントの前髪部分と、サイドの境目。

生え際・境目の形が上の男性はＭ字なのに対して、下の男性はまるっこくおでこが狭いですよね。

この場合、一般的には上の男性の方がポンパドールなど髪を上げるスタイルが似合わないと言われています。

理由として、生え際の形がＭ字の男性は
・髪が薄く見える
・生え際の髪の向きを矯正することが難しい
・Ｍ字部分が頭頂部に近いほどサイドの刈り上げの範囲が広くなり、坊主のようなイメージが増してしまう
からだと言われています。

そのため、トップにボリュームを出したりフロント部分の髪を上にあげることが難しくなり、結果的にセットの難しさやシルエットを上手く整えられないなどの問題に繋がるからです。

頭の形・主に後頭部の形

これは骨格的な問題なのですが、日本人は外国人に比べ絶壁と呼ばれる後頭部の形をしている人が多いです。

日本でポピュラーな髪型であるマッシュカットやウルフカットなどは、後頭部全体にツーブロックやフェードカットをすることはありません。

それに対しポンパドールというヘアスタイルは後頭部を含むサイド・バック部分を刈り上げるスタイルが一般的。

そのため、頭の形や後頭部の形がよく目立ち、結果的にセットをしても外国人のようにかっこよくキマらないといった事態に陥ります。

解決方法！似合うポンパドールを作るコツ、セットの仕方

それでは、ここからはポンパドールを似合うようにする考え方を紹介していきます！

頭の形や生え際の形などどうしようもない問題ではありますが、セットやカットのやり方次第でかっこいいポンパドールを作れるよう矯正することが出来ます。

美容師さんと相談したり自分好みのポンパドールヘアを模索しながら、自分に合うスタイルを探していきましょう。

サイドとフロントの生え際・分け目を曖昧にする

普通ポンパドール用にカットする際は、生え際のＭ字の頂点に沿ってフロントとサイドの境目を作っていきますが、その際に角度が急すぎたりＭ字の切れ目が深すぎると少しハゲているような形になってしまいます。

なので、それを解消するために切れ目の角度を浅く（頭頂部よりもサイド側）にするとよいでしょう。

また、サイド部分をツーブロックではなくフェードカットにして切れ目部分の刈り上げを少し長めにするなど、フロントとサイドの境目をくっきりさせすぎないようにすると良いですよ。

後頭部の刈り上げを高く設定しすぎない

ポンパドールカットを美容師さんにお願いする際、頭のてっぺん（つむじ）まで刈り上げるのではなく、絶壁を補正するために後頭部の髪も少し残しましょう。

画像の男性にように
・後頭部の髪を刈り上げすぎない
・刈り上げる際も、短くしすぎずボリュームが出るようにする
・髪をセットするときに、バックの毛を後ろ方向に流すように意識する

これだけで絶壁はかなり解消され、横や後ろから見たときのシルエットも改善でき、セットしたときに簡単にかっこよくキマりやすくなるでしょう。

絶壁の男性におすすめな髪型！外国人風ヘアでメンズの悩み解決！？

違う髪型でポンパドールスタイルを演出してみる

生え際の形がＭ字の人はコームオーバーヘアなどがよく似合います。

髪質や生え際は関係ない！？刈り上げの位置も自由自在に設定できるコームオーバーヘアはいかかでしょうか？

これは、コームオーバーヘアはＭ字の頂点から分け目を設定することで簡単にスタイリングできることと、前髪部分にボリュームを持たせることでポンパドールヘアのような印象を与えることが出来るから。

むしろＭ字の角度がきついことをあえて逆手に取り、画像の男性のようにレーザーラインを入れることでさらにかっこいいスタイリングを作ることが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、「ポンパドールは日本人には似合わない？外国人風セットのコツなど」というテーマでお送りしました。

うまく自分の頭の形に合わせられれば誰にでも似合うヘアスタイルが完成しますが、まだまだ日本での知名度が低くカットしてもらうのが難しいポンパドール。

今回の記事を参考に、みなさんも自分好みにスタイリングしたポンパドールヘアでおしゃれを楽しみませんか？