初心者でもワックスのつけ方が上手くなる３つの方法！【男の髪型】

メンズの髪セットにおいてもっとも難しいポイントだとされているのが、最後の仕上げであるワックスを髪につける作業。

特にセットに慣れていない初心者の男性にとって、ワックス付けは鬼門とも言えるほど難しい作業ではないでしょうか。

朝起きてシャワーや霧吹きなどを使って髪を濡らし、作りたいヘアスタイルの画像を見ながら髪を乾かし（パーマ感や束感を強調する場合はヘアアイロンもつかって）、そしてさぁようやくワックスだ！

・・・なんて気合を入れたのに、最後のワックス作業で失敗したことのある男性も多いのでは？

朝の忙しい時間に頑張ってセットしようとしたのに、最後の最後で髪型がうまくキマらないとなんだか一日のやる気が無くなってしまうものですよね。

そこで今回は、そんなメンズの髪セットで一番難しいポイントとも言えるワックス付け作業について、初心者でも簡単にこなせるようになる３つの方法をご紹介していきたいと思います！

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ポイントその①　ワックスは付ける前が一番大事！？

まず、髪セット初心者の方に一番多いのが、「ワックスをつけたらそれだけで好きなように髪を動かすことが出来る」と思ってしまっていること。

しかしこれは間違いであり、髪セットが上手くいかない大きな理由の一つ。

実は、ヘアセットにおいてワックス作業というのはそこまで重要ではありません。

男性のかっこいいヘアスタイルを作る一番大事なポイントは、ワックスをつける前に髪全体をしっかり濡らし、その後ドライヤーなどで乾かすブローと呼ばれる作業なのです。

なんで髪を乾かすブローが大事なの？

かっこいい髪型を作るには髪全体をしっかり濡らし、ドライヤーなどで乾かすブローと呼ばれる作業が大事だというお話をしました。

そもそもヘアワックスというのは髪をその形に固定するだけの役割しか持っていない、ただのヘアケア用品です。

そのため主な成分として油や蝋など固まりやすいもので出来ており、実は髪を自由に動かすことが出来るような便利なアイテムではないのです。

じゃあどうやって髪を動かしたりかっこよく整えるの？という話になってくると思いますが、そこで出てくるのが

・髪全体をしっかり濡らす
　　　　　　↓
・作りたい髪型のシルエットを意識しながら髪を乾かす

という、いわゆるブローと呼ばれる作業なのです。

人の髪は乾くときにその形を記憶する！？

人の髪というのは変わった性質を持っており、それは濡れた状態から乾くときにその形を固定する、というもの。

これは寝ぐせが出来るのと同じ原理としてみなさんの身近にあるものなのですが、髪をセットする場合はこの性質を逆に利用して、

・髪全体をしっかり濡らす
　　　　　↓
・髪を乾かしながら作りたい髪型のシルエットを作っていく

という作業を行うことにより、崩れにくくかっこいいヘアスタイルを作ることが出来るのです。

これを意識するだけで格段に髪セットがやりやすくなり、しかも作った髪型が長時間キープ出来るようになるので、ぜひ一度お試しください。

また、ブローの詳しいやり方や解説は下のページにまとめてありますので、ぜひ合わせてご覧くださいね。

今さら聞けないメンズの髪セット！ワックスは付ける前が一番大事！？

ポイントその②　ワックスがムラにならないようにしっかり手に伸ばす

ワックスを付ける前に重要なのがブロー作業だとしたら、ワックスをつける時に重要なのが「いかに髪全体にワックスを均一に馴染ませるか」ということ。

先ほどもお話した通りワックスというのは油や蝋が主な成分のため、一か所に固まってついてしまいムラになるとその部分だけワックスの重みで髪が潰れてしまうため、せっかくセットしたり立ち上げた髪がすぐ潰れて長持ちしなくなってしまいます。

そのためワックスを髪に付ける際はムラにならないようにするために、

・手を洗うような感じで手のひら・指の間までワックスを伸ばす
　　　　　　　　↓
・そのままシャンプーで髪を洗うような感じでバサバサと手を振りながら髪全体にワックスを馴染ませていく

ことを意識しながら、ワックスが一か所だけに固まってついていくことを防ぐようにしましょう。

髪の質感・ツヤを統一するのもポイント

また、ワックスを均一につけるのには髪の質感やツヤを統一するという理由もあります。

ワックスというのは油分や水分を含んでいるため、つけることで髪にツヤや光沢を与える効果があり（ツヤの強さや濡れ感などはワックスの種類によって違うことも）、何もつけていない乾いた髪の質感を変化させる効果もあります。

しかしこれのせいで、ワックスが均一についていないと髪のツヤや質感が場所によって違ってしまい、違和感のあるヘアスタイルになってしまうことも。

例えば頭のてっぺんであるトップの部分はワックスがしっかり馴染んでツヤも出ているのに、前髪にはあまりついておらずパサっとして乾いてしまっているなと、前髪とトップで質感がまるで違ってしまい見た目にもとても変ですよね。

なので、上記で説明したシャンプーで髪を洗う時のような仕草でバサバサとこすっていき、髪全体の質感が同じになるように調整していきましょう。

これでしっかりと手を振っていけば髪全体に簡単にワックスを馴染ませることが出来るので、意識さえしていればそこまで難しくない方法のためおすすめです。

ポイントその③　作りたい髪型によってワックスを選ぼう！

最後のポイントはワックス選びについて。

現在メンズ用のヘアワックスは様々な種類が販売されており、束感を出すのに特化したものや強烈なツヤを髪に与えるものなど、ワックスによってその性能も違います。

そのため作りたい髪型によってワックスを選ぶ必要があるのですが、「たくさんありすぎて選べないよ！」という方のために大まかに種類分けをすると、

・ツヤの無いマットな質感で、無造作な髪型が得意なもの

・逆にツヤや光沢の強い、かっちりとした上品なヘアスタイルが得意なもの

・固まり過ぎない仕上がりでゆるくふわふわなパーマヘアが得意なもの

・全てが平均的でどんな髪型もある程度作りやすいもの

の４つに分けられるため、あらかじめ自分の作りたいヘアスタイルを決めておき、それに合わせたワックスを用意することでスムーズに髪セット作業を行うことが出来ます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は、「初心者でもワックスのつけ方が上手くなる３つの方法！【男の髪型】」というテーマでお送りしました。

メンズの髪セットにおいて欠かすことの出来ないアイテムであるワックスは、つけ方を工夫しなければその性能を引き出すことが出来ません。

しかし正しいつけ方さえ気を付けていれば髪セットが劇的に上達するため、みなさんも理想のヘアスタイルを作るためのワックス作業に挑戦してみてくださいね。